伊藤美来バースデーイベントを終えて
まゆしいです。
最近めっきり寒くなりましたね。
私事ですがおかげで風邪が一向に治りません。
さて、先日の10月13日、私が今一番好きな伊藤美来さん(以下みっく)のバースデーイベント
「Birthday Event2018〜22歳、そんなに大人ですか?〜」へ行ってまいりました。
結論から言うととても楽しいイベントでした。
前半のトークパートから、ファンにはたまらないものが多かったです。
ジェスチャーチャレンジのようなファン参加型のコンテンツはやはり盛り上がりますね。
そして後半のミニライブパートですね。
ここではみっく名義の曲ではなく、彼女が演じたキャラクターたちのキャラソンや、彼女の好きな特撮ソングのカバー、また以前所属していたStylipSの曲などを披露してくれました。(夜の部のラストはサプライズで伊藤美来名義での最新シングル「恋はMovie」を歌ってくれましたね)
激浅仮面ライダーオタクですが、Switch On!は普通に予想してなかったのでびっくりしましたね。
てっきりBe the Oneを歌ってくれるものだと思ってました。
ここも感想は言わずもがな、最高の一言に尽きます。
私がブログにまで文章を残したいと思った理由は、これらを終えたラストのMCで彼女が感極まって言葉を詰まらせてしまったことにあります。
かいつまんで説明します。
ミニライブパート終盤のMCで、彼女は自分の好きが講じて特撮ソングが歌えること、StylipSの曲をこうしてもう一度歌えることに対してとても感謝していました。
彼女の中で、きっとこれはただ声優をしているだけではできなかったことであり、歌手として、アーティストとして、アイドルとして、学生として、1人の女性として、全てが合わさった"伊藤美来"であったからこそ成し得たことだと認識されていました。
しかし、同時に彼女は知り合いから「じゃあみっくは何をしてる人なの?」と質問されることもあると告白してくれました。
その質問に対して彼女は、これだという答えを出せないとのことでした。
はっとさせられた瞬間でした。
余談ですが私は今大学3年であり、進路について人生について、大いに悩む時期でもあります。
親の金で大学に通わせてもらっているものの、大学の講義にあまり興味を示さない自分がとても不甲斐なく感じ、自分は今何者なのか、何故この道を選んだのかなど多くを考えました。
きっとこれからもこの葛藤は消えることはないでしょう。
彼女も、みっくも同じだったのです。
そりゃそうです。
彼女と僕は歳も一つしか変わらないし、度々彼女のブログなどでも明言される通り、みっくは今現在大学4年生、卒論の執筆に明け暮れる22歳です。
声優業の傍ら、ライブイベントやソロデビューといった要因も重なり、彼女のここ数年はきっと想像だにしないほど忙しないものであったことでしょう。
選択が違えば、ただの普通の女の子だったかもしれないのですから。
華やかな一面しかファンである私たちには見せない彼女も、知り合いからの一言というエピソードを通じて、同じような葛藤に苦しんでいることを伝えてくれました。
同じ人間であり、同じようなことで悩むということを彼女の所作から感じ取れたとき、私の胸には込み上げてくるものがありました。
近年、声優業界に限らず芸能界でも「引退」という行動を見ることは少なくありません。
範囲を合わせて身近なところでいうと、元Roseliaのベースの遠藤ゆりかさんの突然の引退、本当に昨日のことですがでんぱ組.incの夢眠ねむさん、乃木坂46の西野七瀬さんの引退宣言などでしょうか。
人生というものを考えたとき、今自分のいる環境が果たして今後、言ってしまえば一生をかけて時間を費やしていけるものなのかという命題は、人類にとって普遍的なものだと思います。
これからのライフステージを自分の思うものにしたいために、前述の方たちのように「引退」という選択をすることは、僕は寧ろ前向きに捉えるべきだと思っています。
みっくもきっと、
今の自分はこのままでいいのか
ずっとこの"伊藤美来"を続けていけるのか
私は何者なのか
多くが頭をよぎって、言葉を詰まらせてしまったのだと、あの瞬間私は解釈しました。
同時に、また一段と好きになれた瞬間でした。
ありのままの彼女が、とても人間味に溢れていたから。
ある時には電子の海の向こう側に見る彼女も、1人の人間であることを再確認できたから。
駄文になってしまいましたが、何が言いたかったかというと
「みっくかわ^〜」ということです。
来年5thシングル出るので、みなさん買いましょう。
おしり。